日本体育図書館協議会2016年度(第35回)総会を開催

2016年6月24日(金)、日本体育大学図書館において、日本体育図書館協議会2016年度(第35回)総会を開催した。総会には、10機関の担当者14名の参加があった。

日本体育大学図書館・木村直人館長の挨拶で始まり、代表幹事館(日本体育大学)から2015年度活動報告及び決算報告、会計監査館(東京女子体育大学)による会計監査報告が行われた。続いて、①総会に先立って開催された役員会の報告、②今回の講演会についての説明、③次回総会・研修会の開催についての協議、④全国体育スポーツ系大学協議会加盟館への呼びかけ等について議論された。

情報交換では、除籍の対応、アウトソーシングの現状、認証評価への対応、ラーニングコモンズの進展、利用者教育の展開、機関リポジトリの向上、利用者の分析等、さまざまな話題が提供され、活発な意見・情報の交換が行われた。

総会講演として、日本体育大学理事長の松浪健四郎氏から「本と私」と題した講演が行われた。スポーツ人類学の研究者でありながら、レスリングを専門とするアスリート出身の氏が、自らの生い立ちから現在に至るまでの経歴を披露するなかで、人生の折々に「本」との出会いがあったことを語った。

また、翌25日(土)には、オプションで日本体育大学健志台キャンパスの見学会が用意され、5名が参加した。日本体育大学図書館健志台分館をはじめ、各競技のグラウンド、体操競技館など健志台キャンパスの主要な施設を見学した。

◎講演会レジュメ
日本体育大学理事長・松浪健四郎氏 「本と私」(当日講演資料のみ)