2015年6月19日(金)、北翔大学図書館において、日本体育図書館協議会2015年度(第34回)総会を開催した。総会には、9機関の担当者13名の参加があった。
北翔大学図書館・佐藤克之館長の挨拶で始まり、代表幹事館(日本体育大学)から2014年度活動報告及び決算報告、会計監査館(東京女子体育大学)による会計監査報告が行なわれた。続いて、今後の事業計画について、①講演会・研修会の開催、②体育大学協議会加盟大学への加盟呼びかけ、③次回総会の開催時期について協議した。
なお、「秩父宮記念スポーツ図書館」からの加盟申込みがあり、幹事会(メール審議)で加盟を承認したとの報告があった。
情報交換では、職員養成とアウトソーシング、一般開放、第三者評価、貴重書の指定基準、機関リポジトリ等、さまざまな話題で、活発な意見・情報の交換が行われた。
総会講演として、北翔大学の山本敬三氏から「スキージャンプ競技の科学分析で選手を支える」と題した講演が行われた。スキージャンプ競技選手の飛行画像の分析を通して、競技支援を行っている立場から画像分析で用いられる各種システム及び手法、支援の様子について、興味深い発表が行われた。
また、翌20日(土)には、オプションで北海道大学附属図書館の見学が用意され、9名が参加した。北海道大学附属図書館の方の案内により、本館及び北図書館で行われている英語多読の取り組みやアクティブラーニングフロア等を見学した。
◎講演会レジュメ
北翔大学教授・スポーツバイオメカニクス・山本敬三氏