2022年12月15日（木）に、2022年度日本体育図書館協議会第12回研修会を開催しました。Web会議サービスZoomを用いたオンライン・オープンセミナーとして、第1部講演会、第2部情報交換会の2部構成で実施したところ、当日は一般参加を含め、11機関22名の参加がありました。
【第1部：講演】＊オープンセミナー
・「大宅壮一文庫とスポーツ～雑誌専門図書館の資料からスポーツに関する記事を検索する方法と資料入手について～」（公益財団法人大宅壮一文庫 鴨志田浩氏）
大宅壮一文庫は、評論家・大宅壮一（1900－1970）の雑誌コレクションを基に日本で初めての雑誌専門図書館として設立され、明治時代以降140年余りに発行された雑誌（主に商業誌）約1万3千種を所蔵しています。講演では、大宅壮一文庫の概要、世間の耳目を集めた大きな事件や世相・風俗を反映したジャーナリスティックな項目立てが特徴の雑誌記事索引データベース「Web OYA-bunko」について、また、このデータベースを利用したスポーツ記事検索方法についてお話いただきました。
【第2部：情報交換会】＊加盟館対象
情報交換会には加盟館6館10名の参加がありました。科研費購入資料の登録・帰属等の取扱い、コロナ禍における利用者来館状況やその利用動向、円安下における2023年外国雑誌契約更新・タイトル維持のための工夫、図書館等公衆送信サービスへの対応状況などについて、情報交換を行いました。